株式会社 生科研

美味しい作物づくりの追求。

創始者紹介

中嶋常允

中嶋農法創始者 中嶋 常允(なかしま とどむ)

株式会社 生科研 創業者

食品流通局「食と農の応援団」委員
厚生労働省「食品の微量元素の安全性に関する研究委員会」会員歴任
農産園芸局長の主催する「土づくり委員会」委託委員歴任

中嶋常允は昭和30年代に農薬や化学肥料を使っても、病気が治らず、収量も上がらないといった相談を農家より受け、本格的に農業の研究を始めました。
研究を重ねるうちに土が劣化しているから美味しい作物が取れない事に気付き、特に多量要素の過剰と微量要素の欠乏が作物を不健康にしている事に着目しました。そして土を分析し、栄養バランスを整える手法を開発、各地に説いていきました。
今では、この中嶋農法で栽培された健全でおいしい農作物は市場や大手スーパー等で販売されており、好評を博しています。

創始者の思い

土壌が健全であれば、作物は生き生きと育ちます。
土壌とは単に岩石が風化したものではなく、多くの生物が生命のサイクルの場として関わりながら作り上げたものです。

そこはまさに生命に不可欠な養分をバランスよく備蓄した生命の宝庫です。土壌の健康、それは人間の健康でもあります。

中嶋農法の考え方

経歴

1943年
明治大學商科卒
1952年
葉緑素と血色素の構造及び核の類似を発見、苦土肥料開発
1955年
英国ローザムステッド刊「植物微量要素欠乏診断」の写真に興味を覚え「土壌科学研究所」を設立、土壌分析を開始
1956年
総合微量要素の葉面散布剤開発
1959年
「農業科学研究所」と改称し、植物栄養としてのミネラルの研究を開始、農家の土壌分析診断処方(施肥設計)を始める。
1987年
NPO法人日本綜合医学会副会長就任
1991年
科学技術庁長官賞受賞
1998年
NPO法人日本綜合医学会理事長就任
2000年
食品産業功労賞受賞
2006年
社団法人 農林水産技術情報協会理事長賞受賞
2007年
NPO法人日本綜合医学会最高顧問就任

主な著書

土を知る -土と作物のエコロジー- 地湧社
間違いだらけの有機農法 -本物の野菜の見分け方- 文理書院
土といのち -微量ミネラルと人間の健康- 地湧社
はじめに土あり -健康と美の原点- 地湧社
食べもので若返り、元気で百歳 -生命はミネラルバランス- 地湧社